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福井御幸店  TEL  0776-43-0930

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福井御幸店

福井県福井市御幸4丁目12‐1

電話 : 0776‐43‐0930

営業時間 

ランチ :11:00~14:00

ディナー:18:00~21:30

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ご予約のみの営業とさせて頂きます。 


このシーズン非常にタイトな時間多く頂いたお電話に出れない可能性がございます。

もし宜しければ、echizenkani@outlook.jpへのメールもしくは、店舗スマホ08037064113にショートメッセージをお願い申し上げます。

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越前町本店

福井県丹生郡越前町高佐16-19-2

電話 : 0778-39-1120
FAX : 0778-39-1923

営業時間 : 11:00~15:00


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2025/6/20

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香ばしさが甘みを引き立てる:冬の越前がにの真の価値

〜現代社会で味わう「旬」の貴重さ〜

越前がにに受け継がれる"冬のごちそう"の記憶

福井県の冬といえば、やはり越前がにです。かにの中でも最高級と称される越前がには、鮮やかな黄色のタグとともに、冬の到来を知らせる風物詩として知られています。毎年11月6日の漁解禁日になると、越前町の漁港には威勢のいい掛け声とともに、ずらりと並ぶかにの姿。浜の空気が一気に引き締まります。

越前がには、福井沖の深海で漁獲されるズワイガニのオスです。水温の低い日本海で鍛えられた身は引き締まり、繊細ながら豊かな甘みを持ちます。その甘みは、ぎゅっと凝縮された海の旨味と、香ばしく焼き上げたときに立ちのぼる香りが引き立てます。

「滝の川」では、初冬の頃になると厨房全体がこの蟹の香りに包まれます。茹で上げる湯気に触れた瞬間、お客様が「冬が来たね」と笑顔になる――そんな光景が、越前の冬の始まりを告げる合図です。

現代の"いつでも食べられる"時代への問いかけ

近年は冷凍技術の進歩もあって、スーパーや飲食店で一年を通してさまざまな食材を楽しめるようになりました。春でも秋でも、海外産のかにを買うことは容易です。しかし、私たち「滝の川」はあえて"今しか味わえない"旬を守り続けています。

なぜか。それは「旬こそが食の原点」だからです。

旬とは、その食材が最も自然に熟し、栄養や旨味を最大限に発揮している時期のことを指します。たとえば、夏のトマトが太陽の光をたっぷり浴びて甘くなるように、越前がにも冬の厳しい海流と低水温の中で身を締め、旨味を極めます。そうして育まれた味わいは、一年のうちでわずか数か月しか出会えない、まさに自然からの贈り物なのです。

お客様の中には、「一年中食べられるのに、なぜ冬だけ?」と尋ねる方もいらっしゃいます。そんな時には笑顔でこうお伝えします。「同じ"かに"でも、越前の冬に揚がる一杯は別格なんです」と。

香ばしさが生み出す"甘み"という魔法

越前がにの魅力は、なんといっても甘みです。この甘みは砂糖のような単純な甘さではなく、火を通すことで生まれる香ばしさが重なり、奥行きのある旨味を作り出します。焼きがににすると、その香りが立ち上り、口に入れた瞬間に広がる風味が舌を包み込みます。

当店では、素材の持つ味を損なわないよう、焼き温度や塩加減を細かく調整しています。炭火を使うことで外側をパリッと仕上げ、中の身はふっくらと保つ。このわずかな焼き加減の違いが、香ばしさのバランスを決めるのです。

また、香ばしさが加わることで、かにの持つ天然のグリコーゲン(エネルギー源となる糖質)が引き立ち、まろやかな甘みとして感じられます。科学的に説明すると、これは加熱による「メイラード反応」という現象。アミノ酸と糖が反応して、食欲をそそる香りや色味を生み出します。焼き魚やトーストにも共通するこの反応が、越前がにの甘さを一段と際立たせているのです。

調理人として長年向き合ってきた経験から言えば、焼いて香りが立った瞬間にこそ"越前がにの生命"が輝きます。香りこそが旨味のサイン。五感で味わう贅沢が、ここにあります。

"旬"をいただくとは、自然のリズムを味わうこと

私たちは日々の忙しさの中で、「季節を感じる」という体験を忘れがちです。便利な社会になり、食べたい時に食べたいものをすぐに手に入れられる。それは確かに豊かさの証かもしれません。しかし一方で、「今しかない」という時間の尊さを、少しずつ失っているのではないでしょうか。

冬の越前がには、その尊さをもう一度思い出させてくれる食材です。漁期が限られているからこそ、待ちわびて、心が弾みます。そして初物を口にした瞬間、誰もが「やっぱりこの時期のかには違う」と口をそろえます。

滝の川では、毎年この季節になると常連様からの予約が集中します。中には「毎年ここで食べないと一年が終わらない」というお客様も。冬の越前がには、ただの料理ではなく、人々の暮らしに寄り添う"季節の風物詩"です。

越前の海が育む最高の一杯

越前がにの品質を支えているのは、福井の豊かな海そのものです。越前海岸は暖流と寒流が交じり合う地点に位置し、深さ200〜300メートルの海底には、かにが好む砂地が広がります。この環境が、上質な越前がにを育てる秘密です。

寒さの厳しい冬の海では、海水温が一定に保たれ、栄養豊富なプランクトンが多く生息します。そのため、蟹たちは一年を通じて良質な餌に恵まれ、身がぎゅっと詰まり、味わいの濃いかにへと成長します。

また、越前港をはじめとする福井の漁師たちの技術も欠かせません。一本一本丁寧に引き上げ、鮮度を保ったまま港へ運ぶ。その手間があるからこそ、滝の川でも抜群に鮮度の良い蟹を仕入れることができるのです。

滝の川のこだわり:一番おいしい瞬間を届けるために

当店では、お客様に「最高の一杯」を味わっていただくため、仕入れから茹で上げまで一切の妥協をしません。蟹は水揚げされたその日のうちに選別し、最適な塩分濃度の湯で茹で上げます。塩の割合は海水よりもわずかに濃くすることで、蟹本来の旨味をしっかり閉じ込めます。

さらに、焼きがに、刺しがに、かに味噌甲羅焼きなど、調理法ごとに味の表情を変えられるのも滝の川の技です。常連様の中には「去年より甘く感じる」とおっしゃる方もいます。それは、海の環境や蟹の育ち具合を見極め、一年ごとに火入れや味つけを微妙に変えているからです。

厨房の板前たちは、毎年の変化をまるで"蟹との対話"のように感じながら仕事をしています。自然相手の料理だからこそ、同じ味は二度と作れません。その一杯に、海の恵みと人の技のすべてを込めています。

旬を共有する時間が、人との絆を深める

お客様から「家族で食べた越前がにの味が忘れられない」というお声をよくいただきます。食卓を囲み、香ばしい匂いと熱気に包まれながら、無言で殻を割るあの時間。言葉は多くなくても、同じものを味わうことで自然と心が通い合うのです。

食事とは、本来そうした"共有の行為"でもあります。同じ季節に、同じ旬の味を分かち合う。そこにこそ、美食の本質があると滝の川は考えています。

現代社会では、オンラインで完結するやりとりが増えています。そんな時代だからこそ、実際に同じ空間で旬を楽しむひとときが、とても貴重です。越前がになら、その時間をより深く、豊かなものにしてくれます。

越前がにの歴史と文化

越前がにの歴史は古く、室町時代にはすでに献上品として扱われていたという記録が残っています。江戸時代には福井藩主が将軍家に献上し、その美味しさが広く知られるようになりました。明治時代以降も皇室への献上が続き、「献上がに」としての格式が確立されました。

この長い歴史の中で、越前の漁師たちは独自の漁法を磨き上げてきました。底引き網漁という伝統的な手法は、海底の環境を守りながら、最高品質の蟹だけを選んで水揚げする技術です。一隻の船に数名の熟練した漁師が乗り込み、潮の流れや海底の地形を読みながら漁場を見極めます。

こうした伝統と技術の積み重ねが、今日の越前がにブランドを支えているのです。

越前がにを楽しむための豆知識

越前がにをより深く味わうために、知っておいていただきたいポイントがあります。

まず、黄色いタグの意味です。このタグは福井県で水揚げされた証であり、産地と品質を保証するものです。タグには漁港名が記されており、トレーサビリティも確保されています。

次に、オスとメスの違いです。越前がにと呼ばれるのはオスのズワイガニで、メスは「せいこがに」と呼ばれます。せいこがには小ぶりですが、内子と外子(卵)の濃厚な味わいが絶品です。漁期もオスより短く、11月から12月末までの限定品となります。

また、茹でがにと活きがにの違いも重要です。茹でがには旨味が凝縮され、身離れが良く食べやすいのが特徴。一方、活きがにの刺身は、透き通るような身の美しさと、ぷりぷりとした食感が楽しめます。どちらも違った魅力があり、両方味わっていただくのがおすすめです。

滝の川で味わえる越前がに料理

滝の川では、越前がにの魅力を最大限に引き出すため、さまざまな調理法でご提供しています。

茹でがには、シンプルながら最も蟹の味わいがダイレクトに伝わる一品です。適度な塩加減で茹で上げることで、身の甘みが際立ちます。

焼きがには、炭火で香ばしく焼き上げた逸品。外はパリッと、中はジューシーに仕上げることで、蟹の旨味を閉じ込めます。焼けた殻の香りも食欲をそそります。

かに刺しは、活きた蟹だからこそ味わえる贅沢。透明感のある身は口の中でとろけるような食感で、繊細な甘みが広がります。

かに味噌甲羅焼きは、濃厚な味噌を甲羅に詰めて焼き上げた一品。日本酒との相性も抜群です。

かにすき鍋は、出汁に蟹の旨味が溶け出し、野菜との調和が楽しめます。締めの雑炊は、蟹の旨味が凝縮された絶品です。

これらの料理を組み合わせたコース料理で、越前がにの魅力を存分にお楽しみいただけます。

冬の福井を訪れる楽しみ

越前がにを味わうために福井を訪れるなら、周辺の観光も楽しんでいただきたいところです。

越前海岸の景観は、冬の日本海の荒々しさと美しさを感じられる絶景スポット。波しぶきが岩に打ち付ける様子は、自然の力強さを実感させてくれます。

また、東尋坊や越前松島など、福井を代表する観光地も近くにあります。冬の透き通った空気の中で眺める日本海は、夏とはまた違った趣があります。

温泉も楽しみの一つです。越前海岸沿いには良質な温泉が点在しており、冷えた体を温めるのに最適です。越前がにを堪能した後の温泉は、まさに至福のひとときです。

最後に:冬の越前がに、その一杯に出会うために

滝の川では、冬の越前がにのシーズンに合わせて完全予約制で営業しています。電話がつながりにくい時期もありますが、メールでもご予約を承っております。

この冬、ぜひ本物の"旬"を味わいにお越しください。香ばしさに包まれた越前がにの一口が、きっと心まで温めてくれるはずです。

越前の海が育んだ宝、漁師たちの技、そして料理人の心意気。すべてが一つになった一杯の蟹を、大切な方とご一緒にお楽しみいただければ幸いです。

冬の福井で、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 店舗情報

 福井御幸店

 住所: 福井県福井市御幸4丁目12-1
 電話: 0776-43-0930
 営業時間:

  • ランチ:11:00~14:00
  • ディナー:18:00~21:30(時間帯により変動あり)

 越前町本店

 住所: 福井県丹生郡越前町高佐16-19-2

 電話: 0778-39-1200

 FAX: 0778-39-1923

営業時間: 11:00~15:00

 お問い合わせ

echizenkani@outlook.jp

※ 本店・御幸店共通メールアドレス
※ 新型コロナウイルス感染症対策のため、完全予約制となっております ※ 繁忙期はお電話に出られない場合がございますので、メールでのお問い合わせもご利用ください


 日本一のかに料理と革新的な寿司の世界へ、ぜひお越しください!

「滝の川」一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております 

福井御幸店

福井県福井市御幸4丁目12‐1

営業時間 : 17:00∼22:00   

電話:0776-43-0930

ランチ :11:00~14:00

ディナー:18:00~22:00

新型コロナウィルスの影響により

ご予約限定のみ営業

mail :  araya@echizenkani.com        

本店、御幸店アドレスは共通

越前町本店

福井県丹生郡越前町高佐16-19-2

営業時間:11:00~15:00

電話 : 0778-39-1120

FAX : 0778-39-1923

新型コロナウィルスの影響により

ご予約限定のみ営業


mail :  araya@echizenkani.com        

本店、御幸店アドレスは共通

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